徒然なるままな音楽記と日常におこった出来事。


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2004年 11月 15日 ( 2 )

さて、前回の記事が300件もトラックバックされてしまったlivedoor blogの規約変更問題だが、本日付でlivedoorが第8条の変更に関する補足を入れた。

オリジナル記事はこちら

利用規約一部変更についての補足
いつもlivedoor Blogをご利用いただき、ありがとうございます。
04.11.12 「利用規約の一部変更のお知らせ」について補足をいたします。

第8条 (ウェブログの公開について)
・この条文はライブドアに著作権が帰属する意味ではなく、あくまでも著作権はそのblogの作者に帰属するのもです。
弊社は主に当サイトの宣伝を目的に利用する場合を想定して、当事者へ無償で利用することをこの規約で確認しておりますが、宣伝かどうかの定義をすることが困難な場合も考えられる為にこのような定義といたしました。


誤字がある辺り結構焦った形跡が見受けられますね…。揚げ足取りはいいとして本題です。

この補足ですが補足は補足であって補足以上でも以下でもないわけで…。言い訳といってしまえばそれまでです。多分今この問題をBlogで取り上げている人たちはそんな回答では満足できないでしょう。自分もその一人です。

さて、そもそも"宣伝"として無償で使うことに問題がある場合があることは前述の通り。しかも、宣伝かも分からないような使い方ってどんな使い方なのでしょうか。つまりは規約による制約を最小限にとどめたいという意思表示として個人的には捉えました。企業側からして有利な規約にしたい気持ちも分かりますが、ブログというのは著作物の集まりです。今更プラーゲ旋風前の日本における著作物の取り扱いの様なことをするのは辞めてください。また、この問題を気に業界全体に意識が広まって欲しいと思います。
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by un-air | 2004-11-15 23:54 | その他
11月12日付けで変更されたlivedoorの規約変更に不安の声を隠せない人は多い。今日のBlogブームと相まって、多くの人が利用しているBlogサービスだが、皆さんは自分の投稿に存在する権利をきちんと認識しているだろうか?


以下が変更前後の文章である。
オリジナル記事はこちら



第5条(禁止行為)
(変更前)
・弊社が利用者のウェブログに自動的に表示しているフッタを非表示にする行為、しようと試みる行為
(変更後)
・弊社が利用者のウェブログに自動的に表示しているリンク、画像を非表示にする行為、もしくはしようと試みる行為

第8条 (ウェブログの公開について)
(変更前)
本サービスにて作成されている全てのウェブログについて、当サイトの宣伝を目的として利用者への通知なしに自由に利用することができるものとします。
(変更後)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。



5条に関してはシステムの広告部分変更による補足であるため特に問題は無いといえる。問題なのは8条だ。

"利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。"

Blog自体はインターネットに公開しているという特性上、その著作物(記事)を企業側が使えるということに関しては紹介された側にも利益が及ぶと考えられる。ただし、その著作物が例えば有名人が書いたものだとすると話は別となる。その場合は著作物に営利価値が付加されてしまうためだ。無料サービスの対価としても考えることもできるがそれ以上の価値となるのが常ではないだろうか。例としてTOKYO FM出版がキング・クリムゾンの経歴をまとめた本を出版してパブリシティ(肖像営利権)の侵害として提訴された事件もある。この辺りについてはlivedoorの側にももう少し検討してもらいたいところである。

もう一つ大きな問題がある。著作人格権の行使を制約するのはどうなのかということだ。そもそも著作者人格権(その他、同一性保持権等)は委譲契約のできない、著作者本人のみ持てるものである。これを行使しないとする契約は果たして本当に有効なのだろうか。この規約は誤解を恐れず言えば、この規約に同意した人の記事を本人の意図しない(望まない)使い方で使うことができるということである。

このような著作権問題は近年様々な場所で問題になっている。これを気に自分の著作物への意識を持ってみてはいかがだろうか。問題になる前に自分で問題点を見つけることが重要であるといえる。
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by un-air | 2004-11-15 00:33